支援員より
城山学童クラブは、季節のうつろいを身近に感じることのできる唯一の学童であると自負しています。そして、子ども達にもこの恩恵が着実に注がれています。
時代背景もあり、児童数が激減している中、学童の在籍人数も減っております。
コロナという未曽有のウイルスが出現し、不自由な生活を余儀なくされている子ども達を見ていると胸が痛みます。
子ども達の精神面にも配慮しつつ、日々の保育に努めています。
小学校のご厚意で校庭を全部使わせて頂けることに感謝しつつ、サッカー、リレー、ドッジボール、また一輪車、野球、遊具を使って遊び、ほんとに全身を使っての運動をさせて頂いています。
時には、学童の隣の山に入り、“崖登り”などにも挑戦しています。
さて、城山学童では以下のように基本的な理念(大切にしていること)があります。
・子ども一人ひとりの個性を大切に。
・異年齢の仲間を通じて社会性を身につける。
・体を動かして元気に遊び体力をつける。
・城山の自然環境を利用して遊び学ぶ。
・季節の行事を大切にする。
この事が40年の歴史の中で脈々と受け継がれていることは、大変な努力と協力がなければ成し得ないことだと思います。
子ども達を大切に思う父母たちの心、そして共に育て育んで見守ってくださろうとして協力を惜しまない地域の方々の温かなまなざしの中で成長できる子ども達は、なんと幸せなことだと思います。
これからも子ども達は、健やかで、たくましく成長して行ってくれることでしょう。
城山学童クラブ支援員 飯塚まつ江